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木造の美

2025.06.02
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どうもKURAMOTOです。

いつもビルドブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は山口県岩国市にある錦帯橋を見学させて頂いた時の内容です。

前回の大改修2001~2004の時期を経て、現在で約20年が経ちました。

次は約40年間隔(アーチ部分)での改修ですので、2045年ぐらいかと思われます。

前にTVで大改修のドキュメントを放送されていましたが、現在使用されている和釘は当初岩国市で調達される予定でしたが、

数と品質の問題で愛媛県松山市で製作を依頼したものを使用しています。

また、下から見た写真にも(黒い金具)写っていますが、欄干や木材の継ぎ手補強材には薬師寺西塔でも使用された

SLCM鋼材(スーパー・ロー・カーボン・モディファイ)

という錆びにくい鋼材が使われています。

和釘やカスガイ等も約29000本使用されているそうです。

これだけ大規模な木造橋は世界でも類を見ない唯一の技術でしょう。

早く世界遺産に登録してほしいものです。

ではまた・・・